着物ヒジャブとは

着物ヒジャブをお探しの方へ ―― 公式オンラインストアで見る(一点もの・世界30カ国以上へ発送)

ヒジャブとは

ヒジャブ(hijab)とは、イスラム教徒の女性が、髪や首元を覆うために身につける布(スカーフ)のことです。アラビア語で「覆うもの」「隔てるもの」を意味する言葉で、慎み深さを大切にするイスラムの教えにもとづく装いとして、世界中の女性に着用されています。

着け方や素材、色は、国や地域、その人の好みによってさまざまです。日本にお住まいの方や、旅行で訪れる方にも着用されています。巻き方は巻き方ガイドで、下に着ける帽子型のものはインナーヒジャブのページでご紹介しています。

似た言葉との違い

  • ヒジャブ ―― 髪と首元を覆う布。顔は出します
  • ニカブ ―― 顔を覆い、目だけを出す布
  • ブルカ ―― 全身を覆い、目の部分も網状になった衣装(アフガニスタンなどで着られています)
  • チャドル ―― 頭から体をすっぽり覆う、半円形の大きな布(イランなどで着られています)
  • アバヤ ―― ヒジャブと合わせて着る、体を覆う丈の長い上着(着物アバヤについて)

ヒジャブの選び方と、買える場所

日本では、イスラム雑貨やモデストファッションを扱う専門店、オンラインストア、ECモールなどでヒジャブを購入できます。選ぶときは、次の3点を目安にしてください。

  • 素材 ―― シルク、綿、シフォン、ジャージーなど。季節や肌ざわり、すべりにくさで選びます
  • 形 ―― 長方形(巻いて使う)、正方形(三角に折って使う)、かぶるだけのタイプ
  • 使う場面 ―― 普段使い、お仕事、礼拝、フォーマル。場面に合わせて色や素材を変えます

「日本らしいものを選びたい」「素材にこだわりたい」という方には、日本のヴィンテージ着物の絹から仕立てた WATASI JAPAN の着物ヒジャブがあります。公式オンラインストアのほか、実店舗(浅草・大阪)でもご覧いただけます。

WATASI JAPAN の「着物ヒジャブ」は、このヒジャブを、日本のヴィンテージ着物の絹地で仕立てたものです。

着物ヒジャブとは

黒留袖の絹でできた着物ヒジャブをまとった女性の横顔

着物ヒジャブとは、日本で実際に着られていた本物のヴィンテージ着物を一枚ずつほどき、ヒジャブとして仕立て直した布のことです。WATASI JAPAN の着物ヒジャブは、日本の結婚式で母親が着る最も格式の高い正装「黒留袖(くろとめそで)」をはじめ、小紋など様々なヴィンテージ着物を、職人が裁断から縫製、梱包まで一枚ずつ丁寧に仕上げています。(→ 着物の格について詳しく)

工場で大量生産されたプリント生地ではありません。数十年前に織られた絹地、その一枚にしかない柄の出方、経年でやわらかくなった風合い ―― 同じものは二つとない一点ものです。

Wear Japanese Art.(日本の芸術を、まとう。)

※ 海外では和柄をプリントした化学繊維の布が「kimono」として売られていることがあります。WATASI JAPAN は、日本で実際に着られていた本物のヴィンテージ着物だけを使います。

素材 ―― 本物の絹だからできること

黒留袖の絹、金彩刺繍の光沢と落ち感

着物は質の高い絹が使われています。それをほどいて仕立て直すため、新品の生地を買うよりむしろ贅沢な素材になります。絹には、繭を守るためにもともと備わった性質があります。

  • 抗菌・防臭 ―― 菌の繁殖を抑えます。毎日のお手入れは陰干しだけで十分です。
  • やわらかな肌ざわり ―― 絹はアミノ酸を含むたんぱく質でできていて、人の肌に近い素材です。髪や肌になじみます。
  • 吸湿・放湿にすぐれる ―― 綿より多く汗を吸い、余分な水分を逃がします。汗ばむ季節や地域でもさらっと。
  • 紫外線をカット ―― 強い日ざしから肌を守ります。
  • しわになりにくい ―― ヴィンテージ着物には、いまはほとんどない日本の繭が使われていることがあります。日本の繭は海外産よりさらにしわになりにくく、独特の張りとなめらかさがあります。

一度役目を終えた着物に、もう一度命を与える アップサイクル。タンスに眠っていた着物が、世界のどこかで毎日まとわれる布に生まれ変わります。

柄には意味があります

日本の伝統文様には、それぞれ願いが込められています。たとえば ――

  • 菊:延命長寿の薬草に由来する、格調高い文様。季節を問わず使えます
  • 牡丹:「百花の王」。美しい女性の象徴、幸福・高貴、そして不老長寿
  • 松・竹・梅:寒さに負けない生命力。長寿とお祝い
  • 扇:末広がり ―― 発展、限りなく広がる幸せ
  • 熨斗(のし):帯状に束ねた形が「人と人が結び合う」を表し、幸せを分かち合う証
  • 青海波(せいがいは):無限に続く穏やかな波 ―― 平穏な暮らしと未来への願い

WATASI JAPAN では、イスラムの教えで避けるべきモチーフ(人物や動物などの偶像的な表現)を外し、幾何学・植物・自然の文様を中心に厳選しています。宗教・国籍を問わずに身につけていただけるよう、一枚ずつ柄を確認しています。

→ 文様の意味をもっと詳しく:文様について

サイズと形の選び方

長方形と正方形、2つの形に畳んだ着物ヒジャブ
形特徴向いている使い方
長方形(レクタングル)首元にボリュームを出しやすい、ドレープが美しく出る中東、東南アジア。
ファッション性のあるヒジャブをお好みの方
正方形(スクエア)巻きやすく初心者向け。三角に折って使う。東南アジア、年配の方へのプレゼンと

巻き方は写真付きで別ページにまとめています → 着物ヒジャブの巻き方ガイド 髪をまとめて表面をなめらかにする下地には → インナーヒジャブとは

こんな方に選ばれています

  • 人と同じヒジャブを着けたくない方
  • 上質な天然素材のヒジャブを探している方
  • 日本の文化や職人仕事に敬意を持って身につけたい方
  • 大切な方への贈り物を探している方(→ ムスリムへの贈り物ガイド)

日本製・一点もののため数に限りがあります。

着物ヒジャブはどこで買えますか(通販・実店舗)

WATASI JAPAN の着物ヒジャブは、公式オンラインストアでご購入いただけます。

▶ 着物ヒジャブ・ショールを見る(公式ストア)(長方形 → こちら/正方形 → こちら)

  • 価格帯:15,000〜20,000円(税込・一点もの)※2026-08 時点の実売(Kimono Grace 15,000/Kimono Jewel 18,000〜20,000)
  • 世界30カ国以上へ発送
  • 実店舗でも取り扱いがあります → 取扱店舗(浅草 HALAL-Ya / 大阪 JAPANeid)

WATASI JAPAN について

WATASI JAPAN は「Wear Japanese Art.」をコンセプトに、ヴィンテージ着物から日本製のモデストファッションをつくる福島のブランドです。NHK WORLD で世界150カ国に紹介され、日本経済新聞などにも取り上げられました。

→ WATASI STORY(ブランドの成り立ち) → モデストファッションと WATASI JAPAN