モデストファッションと WATASI JAPAN

モデストファッションとは

モデストファッション(modest fashion)とは、肌の露出をおさえた、体のラインを強調しすぎない装いの総称です。「モデスト(modest)」は英語で「控えめ・慎み深い」という意味です。

特定の宗教の服装だと思われがちですが、実際にはもっと広い概念です。信仰にもとづいて選ぶ人もいれば、日焼けや冷房対策で選ぶ人、体型を気にせず着られるから選ぶ人、単純にそのシルエットが好きで選ぶ人もいます。ゆったりとした服、長い袖や丈、重ね着、スカーフやショールを使ったスタイリング ―― これらはすべてモデストファッションの表現です。

世界での広がり

モデストファッションは、この10年ほどで世界のファッション産業のなかで急速に存在感を増してきました。ロンドンやドバイ、ジャカルタ、イスタンブールではモデストファッションウィークが開かれ、大手ブランドも専用ラインを展開しています。市場としても成長を続けている分野です。

背景には、東南アジアや中東の購買層の拡大に加え、「体を出さない服の選択肢がもっとほしい」という声が、宗教を問わず世界的に広がってきたことがあります。

日本でのモデストファッション

日本ではまだ聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は日本の伝統的な装いは、もともとモデストです。着物は、体のラインを出さず、肌の露出をおさえ、布のかたちで美しさを見せる服です。帯や重ねの色、柄の意味で個性を表す ―― この考え方は、現代のモデストファッションととてもよく合います。

WATASI JAPAN は、この「日本の装いのモデストさ」を出発点にしています。

WATASI JAPAN の位置づけ ―― MIRAI × ETHICAL × MODEST

WATASI JAPAN は、モデストファッションを次の3つの軸で考えています。

  • MIRAI(未来) ―― 眠っている着物に新しい命を与え、次の世代へ文化をつなぐ
  • ETHICAL(倫理) ―― 本物のヴィンテージ着物のアップサイクル。福島の女性職人の手仕事、地域の縫製業・福祉施設との連携
  • MODEST(慎み) ―― 宗教・国籍を問わず着られる。偶像になるモチーフを外し、植物・幾何学・自然の文様だけを選ぶ

わたしたちがつくっているのは「宗教の服」ではなく、日本の職人がつくる、誰でも着られる上質な布の服です。それがたまたま、モデストな装いを求める世界中の人に届いています。

WATASI JAPAN の、3つの約束

未来 ── FUTURE|受け継いだものを、次の時代へ。

黒留袖の縫い目を一針ずつほどく職人の手元

かつて誰かが大切に着た着物。一度すべて解き、その布を生かして、いまを生きる女性、男性、そして子どもたちのための新しい一着へ仕立て直します。

着物を「過去のもの」にするのではなく、形を変えながら、未来へ受け継いでいく。これが、WATASI JAPAN のアップサイクルです。

エシカル ── ETHICAL|作る人にも、使う人にも、地球にも。

日本のものづくりを支えてきた職人の技術。その仕事に正当な価値を払い、丁寧に仕立てたものを、適正な価格で届けたい。

安く作り、短く使い、捨てるのではなく、良いものをつくり、大切に、長く使う。作り手が誇りを持てて、買った人にも喜んでもらえる。そして、まだ使える着物を捨てずに生かすことが、環境へのやさしさにもつながっていく。

WATASI JAPAN が考える「ETHICAL」は、人も、ものも、地球も大切にすることです。

モデスト ── MODEST|慎みの中にある、美しさを世界へ。

肌を見せることだけが、美しさではありません。

着物もまた、身体を包みながら、その人を美しく見せてきた衣服です。そして着物に描かれる文様には、幸福、長寿、繁栄など、着る人や大切な人への願いが込められてきました。

イスラム文化のモデストファッションと、日本の着物。文化や宗教は違っても、そこには、慎み、相手を思いやり、美しく装うという共通する心があります。

日本が受け継いできた「慎みある美」を、新しいかたちで世界へ届けます。

「知ること」から始まる

創業者の名和淳子は、大学のインターンでマレーシアに1年間滞在し、ヒジャブをまとって暮らす女性たちと日常を共にしました。その経験から、「偏見は無知から生まれる」という考えを大切にしています。

知らないから怖い。会ったことがないから誤解する。だからこそ、美しいもの同士を掛け合わせることが、互いの文化を前向きに知る入口になる ―― 着物とモデストファッションの出会いは、その試みでもあります。

→ 詳しくは WATASI STORY

WATASI JAPAN のモデストウェア

カテゴリ内容詳しく
着物ヒジャブ・ショール黒留袖から仕立てた一点もののヒジャブ・ショール着物ヒジャブとは
着物アバヤ・着物ローブ一枚で装いが完成するアバヤ、羽織り型のローブ着物アバヤ・ローブとは
インナーヒジャブヒジャブの下地。髪をまとめ表面をなめらかにインナーヒジャブとは

いずれも本物のヴィンテージ着物の絹を使い、福島の女性職人が一枚ずつ仕立てています。数に限りがあります。

どこで買えますか

WATASI JAPAN の商品は 公式オンラインストア で購入いただけます。世界50カ国以上へ発送。実店舗でも取り扱いがあります。

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取扱店舗(浅草 HALAL-Ya / 大阪 JAPANeid)